2015年1月7日 パリの雑誌社に対するテロ事件の発生に伴う注意喚起

リヨン領事事務所のお知らせを転載します。

 

(内容)
1.7日11時半頃(現地時間),パリ第11区で,左派系雑誌社「シャーリー・エブド(Chalie Hebdo)」をカラシニコフ銃等で武装した2人組が襲撃し,少なくとも警察官2名を含む12名が死亡,6人が負傷しました。現在も犯人は逃走中です。

2.また,オランド大統領は本事件をテロと断定しました。さらに同日,パリを含むイル・ド・フランス州におけるテロ警戒レベルが最高レベルである「攻撃の警戒」(alerte attentat)に引き上げられました。

3.現時点では,犯人像は明らかになっていませんが,「シャーリー・エブド」社はイラクとレバントのイスラム国(ISIL)の指導者バクダーディーの風刺画をツイッターに掲載しており,また,犯人らは,犯行時「アラー・アクバル(神は偉大なり)」,「預言者に対する復讐をした」と叫んだと報じられています。
2014年9月,ISILは,米国を始めとする「連合」によるISILへの攻撃を批判するとともに,カナダを含む世界の(スンニ派)イスラム教徒に対して,米国,フランス,オーストラリア,カナダを始めとする対ISIL連合諸国の国民を攻撃するよう扇動する声明を発出しています(9月29日付け広域情報「イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出に伴う注意喚起」参照)。

4.ついては,フランスへ渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。特に,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

5.なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館等連絡先)
○在フランス日本国大使館
住所:7, Avenue Hoche, 75008, Paris, France
電話: (市外局番01) 4888-6200
国外からは(国番号33)-1-4888-6200
FAX: (市外局番01) 4227-5081
国外からは(国番号33)-1-4227-5081
ホームページ:http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/
○在ストラスブール日本国総領事館
住所:"Tour Europe", 20, Place des Halles, 67000 Strasbourg, France
電話: (市外局番03) 88-52-85-00
国外からは(国番号33)-3-88-52-85-00
FAX: (市外局番03) 88-22-62-39
国外からは(国番号33)-3-88-22-62-39
ホームページ:http://www.strasbourg.fr.emb-japan.go.jp/
○在マルセイユ日本国総領事館
住所:70, Avenue de Hambourg, 13008 Marseille, France (B. P. 199,13268  Marseille Cedex 08, France)
電話: (市外局番04) 91-16-81-81
国外からは(国番号33)-4-91-16-81-81
FAX: (市外局番04) 91-72-55-46
国外からは(国番号33)-4-91-72-55-46
ホームページ:http://www.marseille.fr.emb-japan.go.jp/
○在リヨン領事事務所
住所:131, boulevard de Stalingrad, 69100 Villeurbanne, France
電話: (市外局番04)37-47-55-00
国外からは(国番号33)-4-37-47-55-00
FAX: (市外局番04)78-93-84-41
国外からは(国番号33)-4-78-93-84-41
ホームページ:http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/


[関連情報]
– 外務省 海外安全ホームページより

フランス:パリの雑誌社に対するテロ事件の発生に伴う注意喚起 (1月7日)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2015C006

フランス:パリ南部近郊における発砲事件の発生に伴う注意喚起 (1月9日)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2015C007
(関連する内容抜粋:7日に発生した左派系雑誌社「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」に対するテロ事件に関し,報道によれば,フランス治安当局は実行犯3名の身元を特定し,うち1名とされる人物は警察に出頭しましたが,指名手配している2名は現在も逃亡中)

フランス:パリ東部及び北東部近郊における人質拘束事案の発生に伴う注意喚起(1月10日)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?id={%countrycd%}&infocode=2015C010
(関連する内容抜粋:パリ北東部セーヌ・エ・マルヌ県ダムマルタン=アン=ゴエル市に所在する広告制作会社において,人質立てこもり事案が発生。2人の実行犯は,「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」に対するテロ事件の犯人であることがフランス当局により確認。パリ東部20区のポルト・ド・ヴァンセンヌ(Porte de Vincennes)ユダヤ食料品店における人質立てこもり事案も含め、9日午後5時頃(現地時間),治安当局の突入があった結果,上記の3人の実行犯は死亡、人質のうち4名が死亡。他方,本事案の関係者が逃亡中とも報じられているので注意。)

– 在フランス日本国大使館 新着情報より
パリ連続テロ事件:パリ第20区のユダヤ食料品店で銃撃・立てこもり事件発生などについて (1月9日)
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/pdf/Paris_20_hitojichi_201501.pdf
(関連する内容抜粋:7日にパリ第11区の左派系雑誌社「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」をカラシニコフ銃等でテロ攻撃した犯人は,現在,セーヌ・エ・マルヌ県ダムマルタン=アン=ゴエル市の会社に侵入し,人質をとって立てこもっています)

– リヨンでの追悼集会についての記事
「私はシャルリー」 仏新聞社銃撃、追悼集会に計10万人超 写真13枚 (国際ニュース:AFPBB News)
http://www.afpbb.com/articles/-/3035898
追悼集会の様子「Je suis Charlie rassemblement de Lyon」(youtube動画)
https://www.youtube.com/watch?v=5jh4O-Xi-_E
11日追悼行進の様子「Je Suis Charlie Hebdo. Marche républicaine à Lyon」(youtube動画)
https://www.youtube.com/watch?v=Wp8V3jDMu68

 

空き巣対策

最近の空き巣の傾向として、ドアノブのカバーをバール等でこじ開けた後、鍵を破壊し、家に侵入するケースがあるそうです。
鍵穴が写真のようなタイプの場合、ドア内側の鍵の上下にあるネジがしっかり閉まっているかを再度確認してください。
ネジが緩んでいる場合は、ドア外側の隙間からカバーをこじ開けられるおそれがあります。
ノエルのバカンスで、家を留守にする方も多いと思うので、十分お気を付けください。
20141219_Chian key
(情報提供:K.M. 2014/12/19)


ローヌアルプ州 治安・安全情報は、在リヨン領事事務所のサイトをご覧ください↓
http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/chian_anzen.html#chian_houkoku

安対ネット(渡航情報(広域情報):「イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出等に伴う注意喚起」)

外務省の安対ネットを転載します。

今般、外務省から、イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出等に伴う注意喚起 (広域情報)」が発出されましたので、ご参考までに送信いたします。
※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

1 22日(日本時間),シリア・イラクにおいて活動するイスラム過激派武装組織イラクとレバントのイスラム国(ISIL)は,米国を始めとする「連合」によるISILへの攻撃を批判するとともに,欧州,米国,豪州,カナダ,モロッコ,アルジェリア,ホラサーン(注:アフガニスタン等の地域の旧称),コーカサス,イラン等世界の(スンニ派)イスラム教徒に対して,米国,フランス,オーストラリア,カナダを始めとする対ISIL連合諸国の国民を軍人,民間人問わず攻撃するよう扇動する声明を発出しました。

2 また,上記声明の後,アルジェリアでは,ISILへの支持を表明しているイスラム過激派武装組織が,拉致したフランス人の解放と引き替えにISILに対する軍事作戦を停止するよう,仏政府に要求しました(9月24日付けスポット情報「アルジェリア:イスラム過激派武装組織による仏人誘拐事件の発生に関する注意喚起」参照)。更に,報道によれば,23日フィリピンにおいて,別のイスラム過激派武装組織が,身代金を支払うとともに米国への支援をやめなければ人質のドイツ人を殺害する旨,独政府に警告しました。

3 こうした中,アラブ5か国と共にシリア内のISIL等の拠点に対して空爆を開始した米国政府は,上記も踏まえ,アルジェリア,ヨルダン,レバノンの自国民に対する注意喚起を発出しています。

4 ついては,海外に渡航・滞在される方は,以上の状況に十分注意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

5 テロ対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306

○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
           : http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

リヨン子連れの治安・防犯・トラブル(2014年)

下記は、2014年に子連れリヨン在住者が実際におきた被害事例です。
今後、このような被害に遭わないよう、皆さん、くれぐれもお気をつけください。


○ケース1
今年の春、6区のRue Boileauを夕方歩いていたら、前方から歩いてきた東欧系男性とすれ違う手前で、あたかも今道から指輪を拾い凄く喜んでいる感じの芝居をし、これは金の指輪だと言って見せてきて、自分は駅に住んでいる為、警察に取り調べられた際、面倒な事になると困るので君にあげると言い、家族にあげて下さいと何度断っても、家族も友達もいないと言い、無理やり指輪を押し付け、暫くして後ろから追いかけて来て、食べ物を買うお金が無いと言ってお金を要求されました。指輪を返してもパンを買うお金をくれとお金を要求されました。
友人もマセナの辺りで同じ目に遭ったそうです。
外国人の友人はどの辺かは知りませんが、数回遭ったそうで、男性の時と女性の時があるそうです。
(2014年春)

◯ケース2
夏に息子と日本から来た母を連れてスイス旅行に行きました。
結果的に未遂でしたが、スリに遭いました。
事件がおきたのはジュネーブ駅の構内。ベルンから電車に乗って来て、到着後 母が孫を連れて先にスロープ(リヨンのパガデュ駅のようにホームが2階にあり、スロープで地上階へおります)で1階へ行き、私が空のベビーカーと大きなスーツケース(=両手が塞がっている状態)、背中にリュックを背負い、後を追ってゆっくり向かっていました。
急いでいなかった為、他の乗客はすでに降りた後で、私が最後でした。(=後ろには誰もいない状況)
スロープを降りきる直前で、背後に気配を感じたので、振り返ると、すぐ後ろに東欧系のカップルがいて、見るからにアジア人の私に「イタリア語が出来ますか?」とフランス語で聞き、「No」と答えたら、仕方ないなって顔して去って行きました。
その瞬間に、カバンのチャックが空いていることに気がつき、お財布を入れている場所(大きなポケットは子供用品、ガイドブックやらでいっぱいなので、ついつい取り出しやすいポケットに入れていて)だったので、100%の確信はなかったものの後悔したくなかったため、母親に荷物を預け、ゆっくり駅の出口へ向かう行くカップルを追いかけ、私の財布がないのでカバンを見せてもらうと言ったと同時に、男性のカバンを開いたところ、発見されました。
(財布を発見できたのと、危害を加えられなかったので、結果的には良かったのですが、万が一もあるため、この行動が良かったかどうかは判断しかねます)
その後、もう夕方(だいたい19:00)だったので疲れていたし、息子と母を一旦ホテルへ連れて行き、改めて私一人で警察に報告へ行きました。
(しかし、ジュネーブ駅構内の警察は、18:00で閉まり、翌日 土曜日は12:00から)
警察には報告出来ず、仕方がないので仮設であったインフォメーションセンターに せめて今後の注意を呼びかけようと話をするため順番待ちをしていたら、再び犯人たちに遭遇。(=この時点で20:00。犯行後、1時間しかたっていない)
私の後ろをカップルで通り過ぎて行ったので、大きな声で、「この人たちが、さっき私の財布を取ったんです(仏語)」と言ったのですが、走って逃げる様子もなく、悠然と歩き去って行きました。間違いなくプロです。常に次のターゲットを探しています。

その後の対応と対策:
1)、その日の晩、主人に電話し、状況・犯人の特徴を全て説明、仏語に訳しメールで送ってもらい、ホテルで印刷、翌日 リヨンへ帰る直前に警察へ届けました。
(しかし、混み合っていて時間もなかったため、他に待っていた人に託していったのですが、受け取った担当者からすぐ折り返し電話がきました。)
あとは、リヨンへ戻ってから警察とメールでやりとり。
インターネットから地図をコピーし、犯行現場、犯人の詳細、当日の私たちの服(写真)などを送ることで、犯人の特定つ繋がりよう協力しました。
2)、ジュネーブ及びリヨンの領事館へ報告。
毎月の「治安・安全情報」に載ることで、今後 同じような被害がおこらないように、たとえ未遂であっても 報告すると良いでしょう。
また、ご旅行される方は、必ず事前に現地でおきやすい「被害例」などを確認しておく。危ないと聞いているところなら、初めから注意しますが、安全と思っている所こそ落とし穴です。
3)、貴重品は、取りやすい所にしまわない。
子連れだと荷物が多いので、と言い訳でしたが、嫌な思いをしたくない方は、貴重品はの管理、お金は分散しておくなど気をつけれることはした方が良いでしょう。
(2014年7月)

2013年6月 治安・安全情報 (在リヨン出張駐在官事務所より)

在リヨン出張駐在官事務所からのお知らせを転載します。

最新情報・詳細はこちらをご覧ください。
在リヨン出張駐在官事務所 治安報告書
http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/chian_anzen.html


治安・安全情報(リヨン及びローヌアルプ州)
平成25年(2013年)6月
在リヨン出張駐在官事務所


目次
1. 今月の安全・防犯のポイント
2. 在留邦人の被害事例
3. 地区別治安情報収集結果(新聞 Le Progrès 紙より)
4. 今月リヨン及びローヌアルプ州で発生した事件(新聞 Le Progrès 紙より)
1 窃盗犯罪事件
2 粗暴犯罪事件
3 凶悪犯罪事件
4 知能犯罪事件
5 その他の事件
6 テロなどに関する一般治安情報
5. 今月の出来事
1. 今月の安全・防犯のポイント
身につけている貴金属の盗難事件
やっと天気も夏らしくなり、開放的な気分になりがちだが、今月は道を歩いていて身に付けて いる貴金属を無理やり、そのまま剥ぎ取り盗まれる事件が続発している。被害者は老人や女性 だけに限られておらず、警察では数人のグループによる犯行で暴力的に引き奪っていく泥棒達 の目を引かないように、高価な貴金属を身に付けて外出しないよう、市民に呼びかけている。
夏休みバカンス中の空き巣に注意
夏休みで、バカンスの間自宅を留守にする機会が増えるが、この時期は空き巣に狙われないよ うに特に注意したい。できれば近所の親しい人に留守にすることを伝え、郵便物などがたまら ないよう、また怪しい人や車がいないか注意してもらう。また、最寄りの警察にあらかじめ届 出を出して定期的にパトロールしてもらうことも可能なので、希望する場合はフランス内務省 のサイト(http://www.interieur.gouv.fr/Actualites/L-actu-du-Ministere/Operation-tranquillite-vacances- 2013)を参照の上、届出用紙をダウンロードして申し込むことも対策である。
偽造品取引に関して、税関から忠告
世界的ネットショッピングの爆発的拡大の影響で、以前は高級ブランドに限られていた偽造品 市場が、現在ではすべての分野に広がっている。税関で押収される3割の偽造品は、インター ネット上での売買品。そのため税関では、インターネットで商品を買う場合には注意をするよ う呼びかけている。健康上に問題を生じかねない格安の医薬品、熱を発し解けてしまう携帯電 話のバッテリー、ニッケルの含有率が異常に高い貴金属などは健康上も危険である。更に、偽 造品を買った為に罰金(商品の値段の1~5倍の金額)や3~10年の禁固刑になるおそれが あるため、注意する必要がある。
ATM 現金自動引出機爆破事件の頻発
アン県において、過去2ヵ月半に ATM 現金自動引出機がガス爆破される事件が 15 件も発生し ている。
2. 邦人の被害事例
6月20日、短期旅行中の若い日本人男性が、パリで泊まったユースホステルで虫に刺された ようだと、当事務所へ相談に訪れた。本人がこれは南京虫ではないかとのことで、その刺され た跡を見たところ、最近世界中でも問題になっている punaises des lits(bed bug / 南京虫・床 虫)による痕跡の様だった。フランス厚生省のサイト(http://www.sante.gouv.fr/punaises-de- lits.html)にも取り上げられている。数十年前に殺虫剤によりほとんど根絶していた南京虫だが、 薬剤耐性を身に付けた虫が、世界中で1990年代後半から大発生し、アメリカなどでも観光 業界に大打撃をあたえているとのこと。刺された 1~2日後に激しい痒みが発生するが数週間 で消える。駆除方法としては、身に付けていた洋服など、すべてを温度 55 度以上で洗濯し、ス ーツケースなどの鞄などにも虫が付いている可能性があるので、洗えない場合には処分するほ うが懸命だろう。自宅などに持ち込んでしまうと駆除が大変であるため、持ち込まないように 注意することが必要。これからバカンスシーズンでもあり、旅行をして宿に泊まる場合にはベ ッドをあらかじめ良く観察する(シーツやマットレスに黒いシミなどがないか、また成虫は 5 mm 程度なので見える)ことも予防対策として考えたい。
4.今月リヨン及びローヌアルプ州で発生した事件(新聞 Le Progrès 紙より)
1 窃盗犯罪事件
5月28日、Saint-Symphorien-d’Ozon 市の警察が8ヶ月間の捜査の結果、盗難バイクやスクータ ー、自転車など密売人ネットワークに属する、ローヌ県内在住の10人の者が同時に逮捕された。 この10人はいずれも盗難や隠匿でこれらの密売にからんでおり、高級車の車輪のリムなどの部品 も密売していた。
5月30日、リヨン市第7区の地下鉄 Jean-Macé 駅で、16歳の若者が14歳の若者の携帯電話を 奪い取った為に逮捕された。
6月5日早朝、Saint-Genis-Laval 市 des Collonges 通りにある ATM 現金引出機が爆破された。目撃 者によると犯人は最低3人で、待っていた車に乗って逃亡したとのこと。被害額は調査中。
6月4日午後5時半ごろ、リヨン市第8区の Ludovic-Arrachat 通りに在住の85歳の女性が、建 物から出てきたところを2人組の何者かに押され、身に付けていたネックレスを奪いとられた。 3時間後、同じ通りで、80歳代の男性がガレージに入ろうとした時、自転車にのった2人の若者 が飛び出して来て、ペンダントのついた金のネックレスを奪い取っていった。
同日、Vaulx-en-Velin 市の Dimitrov 通りでは、49歳の女性が道で脅され、15歳ぐらいの若者 2人から金のネックレスを奪い取られた。
6月7日早朝、アン県の Belligneux 市と la Valbonne 市にある ATM 現金引出機が続けてガス爆破さ れた。また、そのあと Trévoux 市にある la Caisse d’Epargne 銀行も同様に爆破され建物や機材の 大きな被害をうけた。現金の被害額は不明。
6月9日の午後、リヨン市第2区では、79歳の女性と61歳の男性が、ATM 現金引出機から引き 出した20ユーロを、近づいてきた4人の若者に引ったくられた。この4人は14歳から17歳の 未成年浮浪者で、その後逮捕された。
6月10日午前9時半頃、リヨン市第3区に在住する90歳の女性宅に、偽の水道局職員が水道管 の検査と理由をつけて自宅内に入り、その後偽の警察官が訪れて、女性の貴金属を盗んでいった。
6月10日午後7時ごろ、Villeurbanne 市の la Viabert 通りにあるアパートに外壁をよじ登って窓 から侵入し、テレビや腕時計などを盗んでいった34歳の男が警察に逮捕された。
6月11日午前10時ごろ、リヨン市第6区の年配の女性宅に、若い女2人組が女性を騙して押し 入り貴金属を盗んで逃亡した。この2人は、買い物をしていた老女に目をつけて Garibaldi 通りの 自宅まで後を付け、建物の中に後から入り込み、荷物を運ぶ手伝いをするといって話しかけた。そ のあと1人が喘息発作の振りをして老女に医者を呼ぶ為電話をさせている間に、貴金属を盗んでい った。
6月13日午後3時ごろ、リヨン市第8区の Philippe Fabia 通りで、66歳の女性が歩いている途 中、知らない男に金のネックレスを無理やり引き奪われた。犯人はそのまま逃亡した。
6月13日昼ごろ、Villeurbanne 市の Emile Zola 通りにて、大量の積荷をしているトラックを警 察が見かけ確認調査をしたところ、20 m3 貨物車の中には、大量の新品車部品とナンバープレート作成機が見つかった。警察ではすぐに5月11日と13日に Vaulx-en-Velin 市でおきた車部品業者 宅での空き巣事件との関連を見つけて取調べを開始した。被害額は約 50 000€。拘留されたトラッ クの運転手は、ジプシーから 4 000€で購入したもので転売しようと思っていたと供述している。
6月18日早朝、リヨン市第9区 Arloing 岸沿通りにある食品店に、24歳の男が空き巣に入ろう としたが、ガラスを割って入ったところ金属のシャッターに遮られ侵入できず、その間に目撃者が 警察に通報していたため逮捕された。
6月18日朝、リヨンとその近郊の町で、6ヶ月前から捜査が行われていた盗難車捜査の結果、4 件の盗難車保管・解体のための車修理工場ガレージが絡む自動車部品の密売網の関係者が7箇所で 同時に逮捕された。過去2年間で200台以上の車が盗まれており、それらの部品が現場から見つ かった。
6月20日夜中、リヨン市第6区の Maréchal Lyautey 広場で、21歳の若い女性のハンドバック を暴力的に奪い取った14歳の若い男が逮捕された。
6月21日、リヨン市第9区で26歳の女とグルノーブル在住の24歳の男が逮捕された。グルノ ーブル在住の87歳の老女の郵便物から盗んだ小切手帳から小切手2枚を使用し、女が自分の銀行 口座に入金していたことが判明したため。
6月22日、Villeurbanne 市の地下鉄駅 Cusset 駅近くで、40歳代の女性が若い男から襲撃を受 け、ハンドバックを盗られた。犯人は逃走した。
6月25日、イゼール県の Vienne 市のショッピングセンター内 Leclerc 店内でグループ盗難をした 21歳~22歳の3人のリヨンの若者が警備員に捕まった。この男達は、店内から USB キー45 個とハードディスク、合計額約 1 300 euros のものを持ち去ろうとしていた。
6月25日、Villeurbanne 市で15歳の若者が同い年の共犯者とともに一軒家に空き巣に入ったと ころを現行犯で逮捕された。取調べで、この若者は他にも不法侵入で盗みを働いていることを自白。 ベンツの車が停まっているのを見かけた家に忍び込み、鍵を奪って車を盗み、建物の地下駐車場に 隠していた。
6月25日早朝、アン県 Replonges 町にある Crédit Agricole 銀行の ATM 現金引出機がガス爆破さ れた。近所の目撃者によると、3人の犯人達は現金の入ったケースを持ち去ったらしいとのこと。 近くの村で盗まれた車 Renault Twingo が町の広場に乗り捨ててあった。大きな器材の被害となっ た。
6月27日朝2時ごろ、アン県でまた、Culoz 市にある ATM 現金引出機がガス爆破された。機械に 穴を開け、そこからガスを注入して爆破させる手口はこのところアン県で続けておこっている事件 に似ている。今回は爆発音で数人の隣人が目を覚ました程度で済んでいるが、爆発により近隣に被 害が広がる可能性もあり危険である。被害額は不明。アン県ではこれで、過去2ヵ月半に ATM 機攻 撃事件が15件に上る。
警察では、スイスにある高級腕時計会社数社に対して窃盗を繰り返していた、Feyzin 市出身の窃盗 集団を摘発した。警察は Corbas 市内の建物の地下駐車場に高級車 Bentley を見つけ、そのほかに もシャンペン、ドイツ高級車の車輪リムなど多数があることを偶然発見した、これらが全てがスイ ス国内で起きた盗難品だということから、DNA 鑑定や指紋などの調査取調べをおこない、Feyzin 市出身の20歳から37歳の11人の容疑者達の身元を聞きだした。警察ではスイスの高級腕時計会 社6社で夜間におきた、被害額約250万ユーロの空き巣事件の犯人グループとみており、家宅捜 索でも盗難品のいくつかが見つかっている。
2 粗暴犯罪事件
5月29日、リヨン市第3区にある57歳のレストラン経営者が逮捕された。4人の客と口げんか となり、そのうちの一人の男性の頭を、肉屋用の刃物でたたき全治10日間の怪我を負わせた。
5月30日、Rochetaillee Sur Saone 市ソーヌ河沿いのたばこ店兼バーに4人の覆面と手袋をした 男が押し入り、銃とナイフを持ったこの犯人達は店主に金庫を開けるように要求した。この金庫は 使われていなかったが、そのまま店主を店の裏に連れ込み二度にわたってなぐりかかった。銃は偽 物だったが、結局レジの現金を奪って、待っている車に乗って逃亡した。
5月30日、リヨン市第3区の Victor Augagneur 通りで20歳の男2人が逮捕された。この犯人 達は、その前に第2区の Louis Pradel 広場で 16 歳の若者を暴力的に殴りつけ、地面に倒して携帯 電話を奪い取っていた。この犯人達はこの他にも3台の盗難携帯電話を所持していた。
6月 1 日早朝2時半頃、Solaize 市のロータリーで、アルコールテストと職務質問を目的とした警察 の検問を、一台の車がスピードを出して突き破り逃走した。この際、警察官がひとり腰と足に怪我 を負った。
6月1日午後10時半頃、リヨン市第3区の Feuillat 通りで若者が、未成年を含む2人の男達から、 ナイフと催涙ガスで脅しをうけ、携帯電話を盗まれた。犯人達はその後すぐに逮捕された。
6月5日、リヨン市第1区のケバブレストランで、盗難小切手と盗難身分証明書でケバブを購入し ようとしていたブルキナファソ人が逮捕されていた。この小切手はその数時間前に女性をナイフで 脅して盗んだものだった。
6月7日、地下鉄 A 線の CUSSET 駅で、帰宅途中の41歳の男性が、大麻を吸っていた2人の男 に火を消すように注意したところ、その2人から激しく足蹴りをうけた。
6月8日午後9時ごろ、Villeurbanne 市の Charpennes 周辺で、20歳の男性が近づいてきた未成 年男女二人連れにナイフで脅され、携帯電話とヘッドフォーンを奪い取られた。午後10時45分 頃リヨン市第3区の la Villette 広場あたりにこの二人連れが現れ、トラムの中で運転手と2人のト ラム警備員を殴ったために警察に拘留され、連れの女性の鞄の中から携帯電話などが見つかった。
6月9日夜、Pierre-Bénite 市で行われていた交通検問を破って警察の車2台に衝突し、3人の警官 に軽症を負わせた男が逮捕された。この男は酒気を帯びており、結局 Vienne 市まで逃げたところ で警察につかまった。その後の調査で、この男が乗っていた車は、9日にイゼール県でカージャッ キング盗難されていた車だったことが判明した。
6月12日午前9時半頃、Villeurbanne 市の Emile Zola 通りにある建物の入り口で、老女が身に 付けている貴金属を剥ぎ取られた。男は老女に話しかけ、振り向いた際にネックレスを剥ぎ取り、 財布も奪って逃走した。
6月12日、リヨン市第1区 Tobie-Rabatel 広場のあたりを走っていた市バス C13 番が鉛銃弾の標 的となった。詳しい状況は判明していない。銃弾3発は車体を貫通していなかったが、窓ガラスが割れた。運転手や約20名の乗客に怪我はなかった。
6月12日、リヨン市第6区 Vauban 通りで車を炎上させた27歳と44歳の男が2人逮捕された。 27歳の男は覚醒剤を所持していた。
6月14日午後9時、リヨン市第9区の地下鉄 Gorge de Loup 駅で、盗難自転車 Vélo’v に乗ってい た20歳の若者が警察に逮捕された。この男は連行された警察署でも反抗し、警察官に暴力をふる った。
6月15日夜、リヨン市第1区 Tolozan 広場に向かってライト無点灯で走っている車を、警察が止 めようとしたところ拒絶した車は警察官らに突っ込み、そのまま赤信号をいくつか無視し、自転車 を撥ねそうになりながら逃走し、最後は Bellecour 広場の柱にぶつかって停車した。運転していた 24歳の男は酒気を帯びており、無免許だった。同乗していた2人は重症を負った。
6月16日午後8時ごろ、リヨン市第1区ペラッシュ駅のトラムトンネルの中を歩いていた21歳 の若者が、2人の何者かに殴られて携帯電話を奪い取られ、犯人達は逃亡した。
6月17日午後8時ごろ、リヨン市第2区にあるパン屋に武器をもった強盗がはいった。この男は 一人で店の中に入り、その日の収入金の入っている小さな金庫を開けさせて中身を奪って逃げた。
6月17日真夜中リヨン市第2区で、捜索願の出ていた Vénissieux 市出身の家出少女を警察が保護 し、家族の待つ自宅へ送ろうとすると突然暴力的に抵抗し、暴言を吐いたのち警察官の足に噛み付 いた。
6月22日朝、リヨン市内で Triumph のオートバイを、Vénissieux 在住の25歳の男が盗み、ナ ンバープレートを見えないように曲げて逃走した。その後警察の検問に止められそうになった際に、 停まらずに突っ込みさらに逃走した。警察がその後も追跡していたところ、転倒したため逮捕され たが、この男は無免許で、さらに酒気を帯びていた。
6月23日昼ごろ、Villeurbanne 市の Roger Salengro 通り 85 にある PMU バーに武器を持った2人 の男が強盗に入りその後逃亡した。被害額は不明。
6月26日午前9時半ごろ、リヨン市第3区の Félix Faure 通りの自転車専用道を走っていた36 歳の女性が、同じ方向(Lacassagne 通り方向)に走っていて右側の自転車専用道に逸れて入りこ んで来たトラックに轢かれて重症を負い、病院に運ばれた。
3 凶悪犯罪事件
6月6日午後2時頃 Villeurbanne 市の Wilson 広場に、黒いヘルメットをかぶった2人の男がスク ーターにのって現れ、そのうちの1人が広場にある軽食堂に座っていた56歳の男性に銃をつきつ け喉に一発、その後背中に二回発砲してそのまま逃亡した。この男性は強盗犯として警察に名を知 られていたが、この暴行のためその後死亡している。
6月13日、アン県の Amberieu en Bugey 市内の宝石店で、4人の強盗が10人の人質をとって 立て篭もった。建物の入り口で宝石店オーナー夫人が店に入るところを、覆面をした男達が銃など を使って脅した。その際に同じ建物の入り口にいた建物の住人10人が人質となり数分間立て篭もったが、宝石店内にすでにいたオーナーが監視カメラでその事実を見た為に警察に通報し、その後 犯人達の逮捕となった。この犯人達はリヨン市郊外出身のすでに前科のある男達で、今回の罪で最 高30年の禁錮重労働の刑が科されることになる可能性がある。
6月13日昼ごろ、Rive de Gier 市内にあるパン屋内で、20台の若い女性従業員が性的暴行の被 害にあった。この女性は店の裏に1人でいた時に何者かに襲われた。犯人は店の裏口から出入りし たようで、店のある道路のテラスには大勢の人がいたが誰も事件には気づかなかった。
6月25日、ドローム県の St Paul Trois Chateaux 市で、女性とその子供達合わせて4人の死体が 見つかり、夫が容疑者として指名手配されている。29歳の妻はその母親の自宅内にてナイフで刺 殺されていたのが発見され、子供達は駐車場にあった父親の車の中で発見された。夫の暴力のため に離婚手続き中で、引越しを繰り返し、母親宅に3人の子供と暮らしていた。近くに住んでいた夫 がその後行方不明になっており、指名手配された。
4 知能犯罪事件
6月5日、警察の交通検問で、58歳のタクシーの運転手がフロントガラスに偽の病人搬送許可書 を張っていたために尋問をうけた。病人搬送のための保険証もなく、タクシー内には催涙ガスやテ ーザー銃、警察の腕章があった。その後、警察が Vénissieux にあるタクシー事務所を家宅捜査した ところ、地域の数病院と県庁から盗んだスタンプ4個がみつかり、これらを使用して社会保険局に 偽の病人搬送請求書を送付していたことが判明した。さらに、この男の Montluel 市の自宅の家宅 調査の際には、引越し会社のトラック、ジェットスキー3台、スクーターなどすべて3月に南仏 Fréjus 市で盗難の届けがでていた物品が見つかった。屋内には貴金属の入った金庫も見つかった。
5 その他
6月11日、イゼール県の Romagnieu 高速道路休憩所で、スイスへ大麻25キロを運ぼうとして いた53歳のスペイン国籍の男が、リヨンの税関史に逮捕された。すぐに出頭して判決が下り、禁 固刑3年と 50 000€の罰金と処された。
ローヌ県地域に、紳士詐欺師、« Max le Suisse » が戻ってきたとのこと。15年以来、この62歳 で白髪に青い眼、日に焼けて見た目は完璧な紳士風の男は、フランス国内でヒッチハイクをしなが ら巧妙な話で人々を魅了し、金を奪っているらしい。この男は教養もあり、話が上手く、人々を魅 了して同情を買い、人々に現金を出させてしまう(2€ の時もあれば 20, 50€、多いときには 100€ 150€)とのこと。Oscar Staub, Max Clausen, Carl Felder や Carl Fasser などの名前を名乗り、 自称スイス・ドイツ人。職業は音楽プロデューサー、人口雪の製造会社社長やエンジニアなどと言 って、自分の娘がフランスで生活している為にフランスにきたが、財布や電話を盗まれてしまった ために、スイス領事館に行くと人々に説明。この男は2009年にすでに捕まり、詐欺で判決をう けているが、結局、人を脅したり暴行、強要したりして金を出させている訳ではない為、刑法上で は罪とならないために釈放されている。男の話を聞いて同情した人々が自発的に金を渡しているこ とになってしまう。
6月13日ごろ、リヨン市第9区在住の18歳の若者の自宅から、大麻16グラムと MDMA(エク スタシー合成麻薬剤)が発見されたため、若者とその48歳の母親が逮捕された。若者は過去一年間 に 30kg の大麻と 30 g の MDMA を入手していたことを白状した。
6月15日には、リヨン市中心のベルクール広場でゲイパレードが午後5時から練り歩いた。その 間に、デモの参加者の同性愛者に対して、侮辱の言動や暴行、つばを吐いたりした13歳から23 歳の若い男女が、警察に逮捕された。
6月18日夜、リヨン市第2区の Jacobins 広場(2年間の工事を終えて6月21日に落成式)で、 彫像の頭部にゴミ袋がかぶせられ、『人口生殖 代理母 反対』と書かれた横断幕がかけられていた。
6月24日、ローヌ県 Villefranche-sur-Saône 市中心で薬物不法取引の調達をしていた二人のリヨ ン在住者を含む14人が逮捕された。この逮捕により、500グラムの大麻とヘロインや合成麻薬 剤、その梱包容器などを押収し、最低でも年間 10 キロのヘロインを流通させていたことが判明した。
6月25日・26日、フランス政府法務省と労働省が共同で行った監査作戦で、ローヌ県でも建設 公共事業の工事現場6カ所とリヨン市内の一時雇用代理店でコントロールが行われた。現場にかか わっていた61社約200人の社員の労働身分が監査され、その内違法労働が13件確認されたが、 そのうちの10件は社員契約の不申告、2件は下請け会社の違法手続きなどであった。一時雇用代 理店の違反行為としては、人件費の安い東ヨーロッパなどから外国人労働者を来させ、一時的に安 い賃金で隠れて働かせる事として知られている。この他にも、安全面での違反行為も確認された。
6 テロなどに関する一般治安情報
特になし。
5.今月の出来事
6月24日、アン県の Bugey にある原子力発電所の五号機の機械室にて火災が発生し、機械が自動 停止した。発電所所長の話によると、火災は非核ゾーンで発生したが、すでに抑制されており、環 境や発電所への悪影響はまったくなく、負傷者もでなかったとのこと。再装填のため二号機・三号 機はすでに予定通り停止していたため、五号機が停止して、稼動しているのは四号機のみとなった が、EDF の話によると、電気の生産量に影響はないとのこと。
6月30日午後、リヨン市第9区のソーヌ河沿いで散歩をしていた家族の若い父親が、水に足を入 れようとして岩から滑り落ち落水、その後川の流れにいかれて溺れたのか詳細は不明だが、そのあ と夜まで捜索されたが見つからず、結局遺体もまだ上がってきていない。妻と娘はショックのため 病院に運ばれた。6月20日にも、Villeurbanne 市の Feyssine 公園内のローヌ河で泳いでいた少 年が1人消息を絶ち、その後見つかっていない。

2013年5月 治安・安全情報 (在リヨン出張駐在官事務所より)

在リヨン出張駐在官事務所のお知らせを転載します。

 

最新情報・詳細はこちらをご覧ください。
在リヨン出張駐在官事務所 治安報告書
http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/chian_anzen.html
治安・安全情報(リヨン及びローヌアルプ州)
平成25年(2013年)5月
在リヨン出張駐在官事務所

目次
1. 今月の安全・防犯のポイント
2. 在留邦人の被害事例
3. 地区別治安情報収集結果(新聞Le Progrès紙より)
4. 今月リヨン及びローヌアルプ州で発生した事件(新聞Le Progrès紙より)
① 窃盗犯罪事件
② 粗暴犯罪事件
③ 凶悪犯罪事件
④ 知能犯罪事件
⑤ その他の事件
⑥ テロなどに関する一般治安情報
5. 今月の出来事
1. 今月の安全・防犯のポイント
(1)市内避難訓練のお知らせ(新聞Le Progrès紙6月5日情報)
6月12日と13日、リヨン市及びブロン市では、テロが発生した場合に備えて、市民安全訓練が行われる予定。2日間で約650名の消防隊、救急隊、病院、爆弾撤去隊などの国家警察などが動員され、核物質爆弾の爆発、地下鉄駅構内での毒ガス攻撃、建物内での人質立てこもりなどの想定で以下の避難訓練が行われる。
6月12日(水)午後2時から午後5時まで、リヨン市第7区、ジェルランのスタジアム地域が毒ガス攻撃の訓練の為進入禁止となる。そのため、地下鉄のDebourg駅、Stade de Gerland駅、 Place Jean-Jaurès駅が、正午から午後8時まで閉鎖される予定
6月12日(水)と13日(木)の両日、午前9時から午後1時まで、リヨン市第2区コンフリュアンス地域の旧市場跡では核物質爆弾の爆発の訓練。
6月13日(木)正午から午後5時まで、ブロン市のGenas通りにあるRaby兵舎では人質立てこもりをともなった毒ガス攻撃の訓練がおこなわれる。
また、これらの訓練では、負傷者の市内の病院への搬送訓練も行われる。
このためこの両日は、地下鉄B線が正午から午後8時までの間限定されたサービスとなり、
Debourg駅、Stade de Gerland駅、 Place Jean-Jaurès駅間はバスが出ることになっているため、注意が必要である。
(2)偽の警察、職員、配管工などによる盗難事件
老人が狙われているようだが、水漏れがあるなど、危険を匂わせて公共機関の職員などと偽って個人宅に侵入し、貴重品や現金の置いてある場所をあらかじめ見て置き、その後、偽職員が来なかったかと警察を偽って再度侵入し、盗難する事件が最近目立っている。自分の知らない人、呼んでいない人がドアをノックして来ても、簡単にはドアを開けないこと、出直してもらうよう頼んでから水漏れの事実を確認するなど、用心する必要がある。
(3)若者による暴行・盗難事件
紙上では、相変わらず10代の若者による暴行や、盗難事件が目立っている。若者が数人、グループで集まっているときには、特に暴走しやすいので、夜間などはなるべく近づかないようにするほうが無難かもしれない。
(4)インターネット無料広告サイトを通じた詐欺行為
インターネットのLe Boncoinという売買広告無料掲載サイト上に広告を投稿して、購入希望者からmandat cashという小切手を送付させて、その後商品を送らずにそのまま現金だけ奪いっとっていた詐欺行為が発覚。警察では、同じ被害にあった(広告に応じて小切手をVilleurbanne市の56 rue des Antonins、あるいは115 avenue Roger-Salengroに送付したまま商品を受け取ってない)人を探している。心当たりのある方は、警察04.78.78.43.69(月曜から金曜日)への連絡を。
2. 邦人の被害事例
5月9日、旅行中の日本人男性は、ヴォークリューズ県の観光地、Gordes市の市営パーキングに車を駐車し街の観光をしていたが、その間に車内においてあった荷物をすべて盗まれた。観光地の駐車場では、観光客が荷物を車内に残しているか泥棒が見張っている場合もあるため、注意したい。
5月18日、帰国する為にパリに向かうTGV に乗った在仏邦人が、車中でうたた寝している間に旅券、滞在許可証と航空券のはいったポーチを自分の横においていた鞄の中から盗まれていたことに、空港に着いてから気が付いた。TGV には車両内でも獲物を狙ったスリが乗車していることが多い為、車両の乗り降りをする時だけではなく、大きな荷物の取り扱いなどで気をとられていたり、車中でうとうと休んでしまう時なども、気をつける必要がある。
5月23日、ツアー旅行中の日本人女性が、南仏プロバンスの町の朝市場で観光・買い物中、何者かに旅券入りのケースを鞄のなかから引き抜かれていることに数時間たってから気づいた。買い物中、怪しい人影などは周りに感じず、全く気づかなかったとのこと。鞄を持つ際は、できるだけジッパーなど閉めてから肩にかけ、脇でしっかりとはさんで持つようにするのも一つの対策である。
4. 今月リヨン及びローヌアルプ州で発生した事件(新聞Le Progrès紙より)
① 窃盗犯罪事件
4月30日、リヨン市第6区のチョコレート店« au plaisir du chocolat » の金属製シャッターをこじ開けて侵入しようとしていたリヨン市第7区に住む34歳の男が逮捕された。
5月1日、午前1時ごろ、第9区のquai Arloingで56歳の男性が警察官と名乗る二人の男に声をかけられた。彼らは男性のこめかみにピストルと思われるものを突きつけて殴り、財布を奪い取って逃走した。
5月1日、Villeurbanne市で自分の車を売る広告をネットに掲載した女性が、購入希望として連絡をしてきた男に車を奪い取られた。コンタクトで待ち合わせをした場所には、購入希望者が友人を連れて登場し、車を試し乗りしてみたいという申出に、女性自身が運転することを条件に同意した。その後、車がNeyron市に到着したところで、二人の男は車体に傷がないかを確認すると言って車から降り、突然運転手の女性を引きずり出し、車を奪って逃げた。女性が警察に届出て盗難車を手配し、午後9時ごろにVenissieux市の環状線でパトカーが盗難車を発見したため、パトカーとのカーチェイスとなったが、結局犯人の17歳と19歳の若者二人が逮捕された。
5月2日夜、リヨン市第2区Force通りにある美容室に、二人の若者が換気口を破壊して侵入し、ウインドウーに飾ってある商品を盗み出していた。その後この犯人は逮捕された。
5月4日早朝、Vaux en Velin市で警察の交通取締りから逃げようとした27歳の男が、そのまま警察の車に衝突したため逮捕された。
5月5日朝、Bron市の Louis Bleriot通りでたばこ屋に強盗がはいった。二人の男はナイフで経営者をおどし、レジの中の現金約700€を奪って逃亡した。
5月5日、Caluire et Cuire市の教会から出てきた78歳の女性が、二人の若者にハンドバックを奪い取られた。目撃者の証言により、その日の午後犯人の15歳と16歳の若者は警察に逮捕された。
5月6日、リヨン市第8区Henri Barbusse通りで、15歳の若者が二人の男に暴行され、イヤホーンを奪い取られた。若者らは携帯電話も奪って逃亡した。
5月7日、ロワール県Rive de Gier市の警察には3月29日から5月3日の間に12件の盗難届と、10件の被害届(錐でタイヤをパンク)が出されていた、駅前のパーキングでの事件で、犯人が新しく犯行をしているところを目撃した証人によって警察が現行犯で逮捕。犯人は15歳の少年だった。
5月7日、リヨン市第2区で、27歳と34歳のコソボ人浮浪者が逮捕された。逮捕の際、持っていたバールとドライバーを投げ捨てようとしたこの二人は、昨年の6月30日にrue St Jerome通りのレストランでの盗難で手配をうけていたが、この日も、バーから盗んできたらしい小銭束とウイスキーを所持していた。
5月10日、リヨン市内では、NUITS SONORES A LYONというエレクトリック音楽の祭りが行われた。その際に、リヨン市第7区の工場跡の階上では3人が逮捕された。一人は、18歳の浮浪者で大麻所持、もう一人は、20歳のモルドバ人で若い女性のハンドバックの中から盗難携帯電話が見つかった。17歳の未成年者は携帯電話を観客から盗み、警察官に捕まえられる際かみついたり頭突きをしたりして抵抗した。
5月10日、Genas市在住の72歳の男性が、自分の車ポルシェ911を売るために、ネット上に広告を掲載したところ、すぐに購入希望者から連絡があり、両者は料金(88 000€)など合意に至った。約束の日に、男性が指定した銀行発行小切手を持参して購入希望の若者が現れたが、銀行発行小切手の整合性を確認する為にその日は車を引き渡さずに、翌日出直すように伝えた。男性がすぐに銀行に確認したところ、結局、その銀行発行小切手は、4月13日にVilleurbanne市内の銀行Crédit Agricole内部で盗難にあっていた小切手と発覚したため、若者は翌日警察に逮捕された。
5月15日、リヨン市第6区Montgolfier通り在住の76歳女性宅に、水道局員と偽って二人の男が訪れ、水道管の点検の為としてアパート内部に入り込み、万が一のときのために宝石などの貴重品が被害にあわないように安全なところに出して置くようにと女性に伝えた。二人の男が立ち去った後、女性は宝石がなくなっていることに気づいた。
その一時間後には、リヨン市第2区Gailleton通りでも同様に85歳の老人夫婦がだまされ、宝石や現金を盗み取られている。
5月16日午後7時ごろ、Venissieux市在住Viviani通りにあるタバコ販売バーに覆面をした三人の男が侵入し、バーの責任者と客をピストルで脅した。逃亡する際に、一人の男は、居合わせたバーの責任者の14歳の孫の肩を強く殴りつけた。
5月16日午後11時ごろ、リヨン市第2区のぺラッシュ駅で、30歳の浮浪者が逮捕された。この男は、その15分前にCharité通りで若い女性から奪い取った携帯電話をぺラッシュ駅の中で売ろうとしていた。
5月16日真夜中、リヨン市第4区のLouis Thévenot通り前に駐車してあった車が炎上した。運転席の扉が大きく開いたままの状態で炎上しており、おそらく盗難しようとして上手くいかなかったために火をつけたのではないかと推測されている。
5月16日、リヨン市内の地下鉄D線の車内で30歳と39歳の2人の男が逮捕された。この2人は、その日の午後、構内で切符を購入していた乗客からクレジットカードの暗証番号を盗み見し、その後を付けて、乗客がバスに乗り込む際にカードを盗み取った。この2人はその際、公共交通警察官に後をつけられていたために、逮捕されることとなった。
5月16日、Villeurbanne市のComberousse通りにある倉庫に、何者かが金網を切って侵入し約20 000€相当の銅を盗んでいった。この直後に、警察がVénissieux市において2台の車が高速でロマ人集落に向かって走っているのを目撃し、そのうちの一台を止めて調べたところ車内には銅線がいっぱい積まれていた。もう一台は逃亡した。
5月17日、リヨン市第3区Lafayette通りにある宝石店に武器を持ち変装した二人の強盗が侵入し、ショーウィンドウにあった宝石のほとんどを奪い取り逃走した。被害額は不明。
5月17日午前11時ごろ、Oullins市のスーパーに登山用覆面をしてピストルを持った男が侵入し、出口に一番近いレジに近づき職員を脅して現金を奪って逃げた。被害額は不明。
5月19日午後11時頃、リヨン市第9区の Commerce通りにある工事現場から出てきた3人の男達が、工事建機材などを盗んだ罪で逮捕された。
5月19日午後9時ごろ、リヨン市第7区の Lieutenant Colonel Girard通りで車上狙いの盗難を働いた14歳と15歳の少年が逮捕された。逮捕される1時間前に盗難を働き、一度帰宅して着替えていたが、自宅調査で盗んだ際の洋服が見つかった。
5月20日、リヨン市第1区の Saint-Vincent通りでスクーターを盗もうとしていた若者2人が現行犯でつかまり、拘留された。
5月21日午後、リヨン市第6区の Jules Ferry 広場にある老夫婦宅に配管工と名乗る男が配管を確認するためという理由でアパートの内部に入り込んできた。このすぐ後、2人の偽警官が、配管工と名乗る男の調査ということで訪れ、老夫婦に聞き込みをして気を引いている間に、その仲間がアパート内の宝石や現金などを盗んでいった。
5月21日午後9時近く、リヨン市第7区の地下鉄Guillotière 駅において、11歳と13歳のルーマニア人の子供が、乗客の鞄の中から携帯電話を盗もうとしていたところを逮捕された。この子供たちは、他にも5個の盗難電話を所持していた。
5月22日午前3時ごろ、リヨン市第8区のLaurent Carle通りにある体育館に不法侵入し器材を盗もうとしていた25歳の男が現行犯で逮捕された。
5月24日、今年の2月にリヨン市第3区と7区の学生寮などで盗難の罪で逮捕されていた25歳のグルジア人が、そのほかにも60件の盗難の罪で判決を受けた。
5月25日、ロワール県サンテチエンヌ市内にある武器製造会社の門を、覆面をした2人の男が四駆車で破壊して侵入した。会社社長の話によると、盗難被害は少なく、盗まれた武器は使用不可能のものだけだったとのこと。犯人は、逃亡する際に四駆車に火をつけたため、大きな火事となり機材の大損害となった。
5月25日、リヨン市第3区にあるデパートLes Galeries Lafayette内で、買い物の会計を盗難小切手で支払おうとしていた22歳の男が逮捕された。この男が所持していた運転免許証、小切手帳、GPSは、前日リヨン市内で盗難届けのでていたものだった。逮捕される前に、この男はすでに他の店で約1 000 euros相当の物を盗難小切手で購入していた。
5月26日、Villeurbanne市 Bienvenus通りのアパートにバルコニーを登ってアパートに不法侵入した疑いのある4人の若者が逮捕された。
5月27日夜中、イゼール県のCremieu市内にある眼鏡屋に泥棒が入り、306個のサングラスを盗んで逃亡した。
5月27日夜中、Villeurbanne市の社会センターla Ferrandière の壁をよじ登って侵入していた19歳から22歳の4人の泥棒を、目撃者の連絡をうけた警察が現場にかけつけ逮捕した。
5月27日、リヨン市第2区のVictor Hugo通りで、ブティック数店で洋服やアクセサリーなどを万引きした2人の女性(51歳と59歳)が逮捕された。この2人はVilleurbanne市と Décines市在住者で、複数の店から約556€相当の商品を盗んでいた。
5月28日早朝、リヨン市第1区 Joseph Serlin 通りで盗難品の携帯電話を所持していた19歳の若者が逮捕された。前日にテロー広場で27歳の男性から強奪したものだった。
5月28日、リヨン市第3区André Philip通りで、交通検問中に54歳と61歳の男性が逮捕された。車の中には、コレクション貨幣が420個入ったショーケースと電気ショック銃があり、警察の尋問にはっきり答えられなかったこの2人は、過去に逮捕暦のある者だった。
5月28日夕方5時ごろ、リヨン市第8区の警察署の前で男性が『泥棒だ!』と叫びながら男の後を追いかけているのを聞いて、数人の警察官も後を追い、結局捕まえた。この男はマルセイユ出身の26歳の男で50件以上の犯罪暦をもち、 Frères Lumière通りにあるバーで450€を強奪したところだった。
5月28日昼ごろ、Villeurbanne市の85歳の女性が、偽の水道局員と警察官にだまされ、2人が立ち去った後に、アパートの中にあった宝石と現金約1000€が無くなっていることに気が付いた。
5月28日、Ste Foy-les-Lyon市でも、92歳の女性が偽の配管工に騙され、アパート内に侵入され、配管工が立ち去った後現金100€が無くなっていることに気づいた。
5月30日、リヨン市第8区Berthelot通りで、近くのパン屋からレストランチケット(支払券)を盗んだ疑惑で、市内在住の17歳と19歳の若者が逮捕された。
② 粗暴犯罪事件
4月30日、Rillieux la Pape市のCaisse d’Epargne銀行のATM現金自動引落機に現金を入れようとしていた現金輸送車の運転手が、二人の覆面をした男に催涙ガスをかけられ、現金の入ったスーツケース2個が奪われた。犯人は待っていた車に乗って逃走。被害額は約108 000€。
5月1日早朝、Corbas市の中心地にあるショッピングセンターでATM現金自動引落機が激しい爆発とともに破壊された。音に驚いて飛び起きた証人は、3人から4人の犯人たちが黒い車に小さな袋などを積み込んでいるのを目撃している。被害額は不明。爆発が激しかったために、ATMの隣の薬局も多大な被害をうけた。
5月4日真夜中に、リヨン第1区rue Désiréeにあるバーからでてきた若者二人が喧嘩をはじめ、21歳のイギリス人男性が19歳の男にナイフで腹部を刺された。犯人は警察に拘束された。イギリス人男性は幸い軽症で済んだとのこと。
5月5日の朝、リヨン市第3区で、72歳のアルジェリア人男性が背中をナイフで刺されて重症をおった。この男性は、トラムを待っている人たちに迷惑をかけていた酔っ払った55歳の浮浪者に注意をしたところ、恨みに思った男がアルジェリア人男性を刺したとのこと。
5月14日、リヨン市第3区Vivier Merle大通りにあるCAFに、手当金の支払いが遅れているとして抗議するために現れた58歳の男が、受付の看板を破壊し職員に飛び掛り、コンピューターなどを投げようとしているところを、居合わせた人と職員たちに抑えられた。その後警察の取調べをうけたこの男は、数週間前にCAF職員を侮辱したためにCAF来館禁止になっていた。この暴行事件のために、この日一日CAFは閉館となった。
5月18日真夜中、リヨン市第3区Pelloux広場で、自転車に乗って帰宅中の若者2組のカップルが、強く酒気を帯びた若者グループ数人に絡まれ、『アジア人女性と付き合うとは、我々の国を侮辱している』と言いがかりをつけられ、男女4人は、グループの中の4人の男から殴る蹴るの暴行を受け、全治3日から15日の怪我をした。この若者グループは極右団体GUD(groupe union défense)に属していることが調べでわかっている。
5月20日午前10時半頃、リヨン市第9区の Pierre Scize通りで男性が若い女性を殴り、髪をつかんで引っ張っているところに警察が介入したところ、この26歳の浮浪者は警察に向かっても凶暴な態度で暴言暴力をふるい、その後逮捕され拘留された。
5月20日、リヨン市第6区の Saxe 通りで24歳の若者が、34歳の男性に現金を出すように脅し、断った男性の後を付けて殴りつけたために逮捕された。
5月22日夜、イゼール県グルノーブル市の la Villeneuve地域で、駐車場のセキュリティー監視をする38歳の警備員が3発の銃弾をうけ負傷した。警備会社を共同経営する被害者の兄弟の一人が容疑者とみられているが、この2人は過去に犯罪歴があり、警察にもよく知られている人物であった。
5月24日、リヨン市第1区のComédie広場で2人の若い女性をレズだと侮辱し、2人の顔や背中を殴った24歳の男が逮捕された。
5月24日午後、Villeurbanne市で、86歳の老女が自宅近くのATM 機で現金300ユーロを引き出し自宅に帰る途中、何者かに後を付けられ、建物の入り口ホールで暴行をうけ、現金を奪われた。
5月26日午後2時ごろ、リヨン市第3区で車に向かって鉛の銃弾を打ち、その他の車にも傷をつけた疑いで、19歳の男が逮捕された。
5月27日、リヨン市第1区のLouis Pradel 広場で大麻を吸っていた27歳の男が、警察に尋問を受けた際に反抗し警察官を殴って暴行した。
5月28日、リヨン市第3区のLacassagne 通りで、市バスC16に無銭乗車していた20歳の男が、コントロールされた際に反抗しTCL職員に対して暴行をしたため逮捕された。
5月28日、2月にリヨン市第5区で3人の若い女性をホッチキスで脅し携帯電話を奪取し、ケーブルカーで逃亡していた16歳から18歳の3人の男が逮捕された。この逮捕は、監視カメラの録画記録から調査が発展したものとのこと。
5月29日午後6時ごろ、リヨン市内地下鉄ベルクール駅で、乗車チケットのコントロールの際に18歳から20歳の若者3人が暴力的に反抗し、4人の警察官と2人のTCL職員に全治数日の怪我を負わせた。若者の一人はナイフを携帯していた。
5月29日夜9時ごろ、リヨン市第8区 Frères Lumière通りにあるサンドイッチ店SUBWAYに、フードのついた黒いトレーナーで頭を隠した男が銃をもって侵入し、従業員を脅して売上金を奪って逃亡した。
③ 凶悪犯罪事件
5月2日夜、イゼール県のSablons市でSaint Fons市在住の14歳の若者が刃物で喉をかききられた後ローヌ河に捨てられていた。24歳と28歳の男二人、そしてその内の一人の18歳の妹が逮捕されたが、現在のところ、動機などははっきりしていない。
5月18日、Saint Priest市で自分の2人の子供(5歳と10歳)を殺害したイギリス国籍の父親が、拘留中に罪を認めた。3年以来続いている離婚紛争のためだと自供するこの男は、家庭内暴力ですでに警察にも知られている存在であった。
5月23日朝8時半ごろ、Grigny市のCrédit Agricole銀行に覆面をした何者かが数人侵入し、銃で従業員を脅迫して、行内にある現金を奪い取り逃走。その被害額は少なかった模様。その後間もなくGrigny市内で炎上している盗難車が発見された。
④ 知能犯罪事件
5月2日、Brindas市在住の29歳のトラックの運転手が、昨年の9月から今年の5月まで、トラック会社のガソリンを騙し取っていた罪で逮捕された。この男の働くトラック会社の社長が消費量の多さを不審に思い調べたところ、毎日この運転手は Ste Foy les Lyon 市の一軒家の中庭に入り込み、共犯者とともに会社のガソリンを吸い上げていた。このガソリンは、二人の知り合いや家族にリッター1ユーロで売られていた。被害額は13 860 euros。
5月22日、インターネットのle boncoinという売買広告無料掲載サイト上に広告を投稿して、購入希望者からmandat cashという小切手を送付させて、その後商品を送らずにそのまま現金だけ奪い取っていたBron市在住の若い詐欺男が逮捕された。3月にテレビ番組« 66 minutes » 上でこの儲かる詐欺を自慢していたこの男を、だまされた被害者数人が犯人と認識し、また調査をしていた警察官も番組を観たために調査が進み、2ヵ月後の逮捕につながった。363件の広告を掲載し、20以上の電話番号、15のメールアドレス、30のニックネームを使用していた。現在判明している被害件数は約88件、その内28件には犯人の兄弟も加担していた。なお、警察では、同じ被害にあった(広告に応じて小切手をVilleurbanne市の56 rue des Antonins, あるいは115 avenue Roger-Salengroに送付したまま商品を受け取っていない)人を探している。心当たりのある方は、警察04 78 78 43 69(月曜から金曜日)への連絡を。
5月28日、リヨン第8区に在住する35歳の男が、テレビの有料チャンネルを不法に視聴する方法を販売していた疑いで逮捕された。2012年10月にCanal+社から告訴されていたこの事件では、Canal+社の他にも国内外の有料チャンネルが被害にあっていたが、何ヶ月にもわたる金融、及び技術的調査の結果、リヨン市内で« cardsharing » と呼ばれる、コントロール番号をシェアするテクニックを年間80€で販売していた男の組織網が発覚した。
⑤ その他
4月28日、リヨン市第7区Galibaldi通りで行われていた交通取り締まり中に、6人乗車していた車の中から、警察官は、運転手の座席の下に隠されていた箱の中に、13グラムのコカインを見つけた。犯人は持ち主でないと否定している。
5月16日に、Venissieux市で35歳の男性が、大麻15グラムを所持しているところを逮捕された。その後の自宅調査で、20キロの大麻や麻薬取引の証拠品が見つかり没収された。
5月24日午後5時ごろ、リヨン市第3区の Paul Bert通りで、32歳の女性に対して痴漢行為をはたらいた43歳の男を警察が逮捕した。男が住む同じマンション内には、一週間前に同じ男の露出行為を警察に届け出ていた女性が在住していた。
5月26日、リヨン市第3区で、30歳の妻に殴る蹴るの暴行をはたらいた34歳の男が自宅で逮捕された。被害者の妻は、逮捕の際、夫の所持していた大麻27グラムを警察官に引き渡した。
5月28日、リヨン市第8区在住の50歳の介護人女性が、働く会社の小切手37枚を流用して自分の口座に振り込んだ容疑で逮捕された。被害額は約8 000€ 。
5月26日、リヨン市第3区パールデュー駅で、偽のタクシー運転手が逮捕された。この26歳の男は1ヶ月前から不法にタクシー運転をし、偽の看板と偽の駐車許可証を所持していた。リヨン市内では、この一ヶ月で4人の偽タクシー運転手が逮捕されている。
⑥ テロなどに関する一般治安情報
特になし。
5. 今月の出来事
5月17日、リヨン第4区Croix Rousseに在住の女性が、ニューカレドニアに旅行し、帰国してから、デング熱に感染してていることが判明した。デング熱は一過性の感染症で、症状には発熱、頭痛筋肉・関節痛、皮膚発疹などがある。デング熱はシマ蚊によって媒介される。ローヌ県も、フランス国内で数年前から海外から入ってきたシマ蚊が見つかっている16県のひとつであるため、この感染症が広がらない為にも、患者のでたCroix Rousse地域では、蚊が増えるような環境(水が溜まりやすい状況にあると、そこに蚊が卵を産み増殖する)を取り除くように駆除対策がとられている。
5月21日午後11時ごろ、リヨン-パリ間のTGVが一時停止し、約2千名の乗客が足止めを食らった。SNCF職員は銅線の束が切り取られている場所を二箇所発見した。この被害のために、TGV 及びTER線は大幅な遅延が発生した。
5月17日付け、イゼール県の新聞Le Dauphine Libéré紙掲載記事。
グルノーブル市第一助役の Jérôme SAFAR 氏は、特別優先安全地域以外にも街のすべての地域において、季節を問わず夜間(午前3時まで)の、拳銃携帯した地域警察によるパトロールを行うことを決定したと発表した。これにより、公道上だけではなく、日中には行わない建物のホールなどプライベートスペースにおいても、平穏秩序のために地域警察が介入することができるようになる。これは、最近グルノーブル市で続いて発生している事件のために今回決定された措置で、日中における地域警察の介入範囲は今までと変わらないが、地域の法令による規則を夜間も尊厳させるために行われる。また、ビデオカメラによる監視システムをLe Mistral、 Teisseire et la Villeneuve、そして le Village olympiqueなどの不正取引や密売が多く行われている地域、また最近犯罪増加している地域において発展させる。


在リヨン出張駐在官事務所
Bureau Consulaire du Japon
131 Bd de Stalingrad
69100 Villeurbanne
TEL. 04.37.47.55.00
FAX.04.78.93.84.41
consulatjapon.lyon@my.mofa.go.jp
http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/index.html

2014年10月 治安・安全情報 (在リヨン領事事務所より)

在リヨン領事事務所からのお知らせを転載します。

在留邦人の皆様、

平成26年10月分の治安・安全情報
下記の「治安報告書」より9月分をダウンロードできます↓
http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/pdf/chian/Chian2014sep.pdf

日系企業、補習授業校、日仏友好協会等関係の団体・機関におかれては、お手数ながら、重複して情報を受理される方の出る可能性もございますが、各機関の日本人構成員の方々に情報共有して頂きますようお願い致します。
なお、これまで一般情報(新聞プログレ紙等)をベースに毎月送付させていただいてきた「治安・安全情報(リヨン及びローヌアルプ州)」について、今後抜本的にリニューアルを行い、治安情勢に係る傾向と分析を交えた御案内にさせていただくことを考えております。
頻度としては、概ね四半期に一度の資料送付とさせて頂きます。
なお、当事務所は、定期的に管区内の警察・治安機関と意見交換や積極的な情報収集を行っておりますところ、御相談・御照会がございましたら、お気軽に当事務所までお尋ね下さい。
フランス全土に対する安全情報は、在仏大使館から発出されておりますので、大使館ホームページ http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/index.html をご参照願います。
当事務所からの治安・安全情報は、過去のものも含めて事務所ホームページ http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/chian_anzen.html に掲載されています。
平成26年10月17日
在リヨン領事事務所長
小林 龍一郎
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http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/index.html

2014年9月 治安・安全情報 (在リヨン領事事務所より)

在リヨン領事事務所からのお知らせを転載します。

在留邦人の皆様、

平成26年9月分の治安・安全情報
下記の「治安報告書」より8月分をダウンロードできます↓
http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/pdf/chian/Chian2014aug.pdf


リヨン地域は,他のヨーロッパの大都市と比較し,安全な方であると言われていますが,各地で依然として,暴力を伴った盗難・強盗事件が発生していたり,窃盗団による空き巣犯罪などが発生しています。
当事務所では、定期的に警察などを訪問して治安関連情報を収集しておりますが、9月4日にリヨン市第3区・第6区警察署長を表敬した際に,同所長から,空き巣犯罪の対策には,家やガレージの戸締まりをしっかりとすることはもちろんのこと,犯人の現行犯逮捕のためには,ご近所の方々との友好な付き合いを維持することも重要であると案内を受けました。
当地地方紙のプログレ紙でも,空き巣が近所の住民により発見され逮捕に繋がったという例が報じらることもありますので,皆様も友好なご近所づきあいにご努力下さい。
日系企業、補習授業校、友好協会等日本関係の団体・機関におかれては、お手数ながら、重複して情報を受理される方の出る可能性もございますが、各機関の日本人構成員の方々に情報共有して頂きますようお願い致します。
フランス全土に対する安全情報は、在仏大使館から発出されておりますので、大使館ホームページ http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/index.html をご参照願います。
当事務所からの治安・安全情報は、過去のものも含めて事務所ホームページ http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/chian_anzen.html に掲載されています。
平成26年9月9日
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2014年8月 治安・安全情報 (在リヨン領事事務所より)

在リヨン領事事務所からのお知らせを転載します。

在留邦人の皆様、

平成26年8月分の治安・安全情報
下記の「治安報告書」より7月分をダウンロードできます↓
http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/pdf/chian/Chian2014juillet.pdf


領事事務所からのお知らせ
○平成26年8月1日より、当事務所の和文呼称が「在リヨン出張駐在官事務所」から「在リヨン領事事務所」へ変更になりました。 
○外務省海外旅行登録「たびレジ」
外務省は,海外を旅行する日本人のために新しいシステムを始めました。
たびレジは,海外旅行や海外出張される方が,旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などが受け取れるシステムです。メールの宛先として,ご自身のアドレス以外にご家族や職場のアドレスも登録できます。
なお,登録していただいた情報は上記の目的以外には利用しません。また,帰国してから1ヶ月(希望された場合には1年)後には,すべての個人情報を消去します。詳しくは,個人情報保護方針を参照してください。
※海外でメールを受信する際には通信料が必要となる場合があります。
※携帯する機種によっては、メールが受信できない場合があります。詳しくは各社サイトでご確認いただけます。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
平成26年8月11日
在リヨン出張駐在官事務所


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http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/index.html

2014年7月 治安・安全情報 (在リヨン出張駐在官事務所より)

在リヨン出張駐在官事務所からのお知らせを転載します。

在留邦人の皆様、

平成26年6月分の治安・安全情報
下記の「治安報告書」より6月分をダウンロードできます↓
http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/pdf/chian/Chian2014juin.pdf

フランスでおきた邦人犯罪被害事例↓
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/pdf/higairei_06.2014.pdf

リヨン地域は,他のヨーロッパの大都市と比較し,安全な方であると言われていますが,7月は,毎年バカンス中の留守宅への空き巣が増加傾向にあります。
休暇等を利用し,長期間ご自宅を留守にする場合は,電話の転送サービス,警察による見回り強化の依頼(http://www.interieur.gouv.fr/Actualites/L-actu-du-Ministere/Operation-tranquillite-vacances)等,空き巣対策を行った上で,ご旅行等に出られることをお勧めいたします。
また,空き巣が発生した場合は,近隣の住民の第一報が犯人逮捕のきっかけとなっていることがよくありますので,よりよいご近所づきあいを続けることが空き巣対策にも繋がるということが言えます。
ご旅行を予定している地域の危険情報等は外務省海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html)でご確認の上,楽しいバカンスをお過ごし下さい。
フランス全土に対する安全情報は、在仏大使館から発出されておりますので、大使館ホームページ http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/index.html をご参照願います。
当事務所からの治安・安全情報は、過去のものも含めて事務所ホームページ http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/chian_anzen.html に掲載されています。
平成26年7月4日
在リヨン出張駐在官事務所
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