2013年5月 治安・安全情報 (在リヨン出張駐在官事務所より)

在リヨン出張駐在官事務所のお知らせを転載します。

 

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在リヨン出張駐在官事務所 治安報告書
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治安・安全情報(リヨン及びローヌアルプ州)
平成25年(2013年)5月
在リヨン出張駐在官事務所

目次
1. 今月の安全・防犯のポイント
2. 在留邦人の被害事例
3. 地区別治安情報収集結果(新聞Le Progrès紙より)
4. 今月リヨン及びローヌアルプ州で発生した事件(新聞Le Progrès紙より)
① 窃盗犯罪事件
② 粗暴犯罪事件
③ 凶悪犯罪事件
④ 知能犯罪事件
⑤ その他の事件
⑥ テロなどに関する一般治安情報
5. 今月の出来事
1. 今月の安全・防犯のポイント
(1)市内避難訓練のお知らせ(新聞Le Progrès紙6月5日情報)
6月12日と13日、リヨン市及びブロン市では、テロが発生した場合に備えて、市民安全訓練が行われる予定。2日間で約650名の消防隊、救急隊、病院、爆弾撤去隊などの国家警察などが動員され、核物質爆弾の爆発、地下鉄駅構内での毒ガス攻撃、建物内での人質立てこもりなどの想定で以下の避難訓練が行われる。
6月12日(水)午後2時から午後5時まで、リヨン市第7区、ジェルランのスタジアム地域が毒ガス攻撃の訓練の為進入禁止となる。そのため、地下鉄のDebourg駅、Stade de Gerland駅、 Place Jean-Jaurès駅が、正午から午後8時まで閉鎖される予定
6月12日(水)と13日(木)の両日、午前9時から午後1時まで、リヨン市第2区コンフリュアンス地域の旧市場跡では核物質爆弾の爆発の訓練。
6月13日(木)正午から午後5時まで、ブロン市のGenas通りにあるRaby兵舎では人質立てこもりをともなった毒ガス攻撃の訓練がおこなわれる。
また、これらの訓練では、負傷者の市内の病院への搬送訓練も行われる。
このためこの両日は、地下鉄B線が正午から午後8時までの間限定されたサービスとなり、
Debourg駅、Stade de Gerland駅、 Place Jean-Jaurès駅間はバスが出ることになっているため、注意が必要である。
(2)偽の警察、職員、配管工などによる盗難事件
老人が狙われているようだが、水漏れがあるなど、危険を匂わせて公共機関の職員などと偽って個人宅に侵入し、貴重品や現金の置いてある場所をあらかじめ見て置き、その後、偽職員が来なかったかと警察を偽って再度侵入し、盗難する事件が最近目立っている。自分の知らない人、呼んでいない人がドアをノックして来ても、簡単にはドアを開けないこと、出直してもらうよう頼んでから水漏れの事実を確認するなど、用心する必要がある。
(3)若者による暴行・盗難事件
紙上では、相変わらず10代の若者による暴行や、盗難事件が目立っている。若者が数人、グループで集まっているときには、特に暴走しやすいので、夜間などはなるべく近づかないようにするほうが無難かもしれない。
(4)インターネット無料広告サイトを通じた詐欺行為
インターネットのLe Boncoinという売買広告無料掲載サイト上に広告を投稿して、購入希望者からmandat cashという小切手を送付させて、その後商品を送らずにそのまま現金だけ奪いっとっていた詐欺行為が発覚。警察では、同じ被害にあった(広告に応じて小切手をVilleurbanne市の56 rue des Antonins、あるいは115 avenue Roger-Salengroに送付したまま商品を受け取ってない)人を探している。心当たりのある方は、警察04.78.78.43.69(月曜から金曜日)への連絡を。
2. 邦人の被害事例
5月9日、旅行中の日本人男性は、ヴォークリューズ県の観光地、Gordes市の市営パーキングに車を駐車し街の観光をしていたが、その間に車内においてあった荷物をすべて盗まれた。観光地の駐車場では、観光客が荷物を車内に残しているか泥棒が見張っている場合もあるため、注意したい。
5月18日、帰国する為にパリに向かうTGV に乗った在仏邦人が、車中でうたた寝している間に旅券、滞在許可証と航空券のはいったポーチを自分の横においていた鞄の中から盗まれていたことに、空港に着いてから気が付いた。TGV には車両内でも獲物を狙ったスリが乗車していることが多い為、車両の乗り降りをする時だけではなく、大きな荷物の取り扱いなどで気をとられていたり、車中でうとうと休んでしまう時なども、気をつける必要がある。
5月23日、ツアー旅行中の日本人女性が、南仏プロバンスの町の朝市場で観光・買い物中、何者かに旅券入りのケースを鞄のなかから引き抜かれていることに数時間たってから気づいた。買い物中、怪しい人影などは周りに感じず、全く気づかなかったとのこと。鞄を持つ際は、できるだけジッパーなど閉めてから肩にかけ、脇でしっかりとはさんで持つようにするのも一つの対策である。
4. 今月リヨン及びローヌアルプ州で発生した事件(新聞Le Progrès紙より)
① 窃盗犯罪事件
4月30日、リヨン市第6区のチョコレート店« au plaisir du chocolat » の金属製シャッターをこじ開けて侵入しようとしていたリヨン市第7区に住む34歳の男が逮捕された。
5月1日、午前1時ごろ、第9区のquai Arloingで56歳の男性が警察官と名乗る二人の男に声をかけられた。彼らは男性のこめかみにピストルと思われるものを突きつけて殴り、財布を奪い取って逃走した。
5月1日、Villeurbanne市で自分の車を売る広告をネットに掲載した女性が、購入希望として連絡をしてきた男に車を奪い取られた。コンタクトで待ち合わせをした場所には、購入希望者が友人を連れて登場し、車を試し乗りしてみたいという申出に、女性自身が運転することを条件に同意した。その後、車がNeyron市に到着したところで、二人の男は車体に傷がないかを確認すると言って車から降り、突然運転手の女性を引きずり出し、車を奪って逃げた。女性が警察に届出て盗難車を手配し、午後9時ごろにVenissieux市の環状線でパトカーが盗難車を発見したため、パトカーとのカーチェイスとなったが、結局犯人の17歳と19歳の若者二人が逮捕された。
5月2日夜、リヨン市第2区Force通りにある美容室に、二人の若者が換気口を破壊して侵入し、ウインドウーに飾ってある商品を盗み出していた。その後この犯人は逮捕された。
5月4日早朝、Vaux en Velin市で警察の交通取締りから逃げようとした27歳の男が、そのまま警察の車に衝突したため逮捕された。
5月5日朝、Bron市の Louis Bleriot通りでたばこ屋に強盗がはいった。二人の男はナイフで経営者をおどし、レジの中の現金約700€を奪って逃亡した。
5月5日、Caluire et Cuire市の教会から出てきた78歳の女性が、二人の若者にハンドバックを奪い取られた。目撃者の証言により、その日の午後犯人の15歳と16歳の若者は警察に逮捕された。
5月6日、リヨン市第8区Henri Barbusse通りで、15歳の若者が二人の男に暴行され、イヤホーンを奪い取られた。若者らは携帯電話も奪って逃亡した。
5月7日、ロワール県Rive de Gier市の警察には3月29日から5月3日の間に12件の盗難届と、10件の被害届(錐でタイヤをパンク)が出されていた、駅前のパーキングでの事件で、犯人が新しく犯行をしているところを目撃した証人によって警察が現行犯で逮捕。犯人は15歳の少年だった。
5月7日、リヨン市第2区で、27歳と34歳のコソボ人浮浪者が逮捕された。逮捕の際、持っていたバールとドライバーを投げ捨てようとしたこの二人は、昨年の6月30日にrue St Jerome通りのレストランでの盗難で手配をうけていたが、この日も、バーから盗んできたらしい小銭束とウイスキーを所持していた。
5月10日、リヨン市内では、NUITS SONORES A LYONというエレクトリック音楽の祭りが行われた。その際に、リヨン市第7区の工場跡の階上では3人が逮捕された。一人は、18歳の浮浪者で大麻所持、もう一人は、20歳のモルドバ人で若い女性のハンドバックの中から盗難携帯電話が見つかった。17歳の未成年者は携帯電話を観客から盗み、警察官に捕まえられる際かみついたり頭突きをしたりして抵抗した。
5月10日、Genas市在住の72歳の男性が、自分の車ポルシェ911を売るために、ネット上に広告を掲載したところ、すぐに購入希望者から連絡があり、両者は料金(88 000€)など合意に至った。約束の日に、男性が指定した銀行発行小切手を持参して購入希望の若者が現れたが、銀行発行小切手の整合性を確認する為にその日は車を引き渡さずに、翌日出直すように伝えた。男性がすぐに銀行に確認したところ、結局、その銀行発行小切手は、4月13日にVilleurbanne市内の銀行Crédit Agricole内部で盗難にあっていた小切手と発覚したため、若者は翌日警察に逮捕された。
5月15日、リヨン市第6区Montgolfier通り在住の76歳女性宅に、水道局員と偽って二人の男が訪れ、水道管の点検の為としてアパート内部に入り込み、万が一のときのために宝石などの貴重品が被害にあわないように安全なところに出して置くようにと女性に伝えた。二人の男が立ち去った後、女性は宝石がなくなっていることに気づいた。
その一時間後には、リヨン市第2区Gailleton通りでも同様に85歳の老人夫婦がだまされ、宝石や現金を盗み取られている。
5月16日午後7時ごろ、Venissieux市在住Viviani通りにあるタバコ販売バーに覆面をした三人の男が侵入し、バーの責任者と客をピストルで脅した。逃亡する際に、一人の男は、居合わせたバーの責任者の14歳の孫の肩を強く殴りつけた。
5月16日午後11時ごろ、リヨン市第2区のぺラッシュ駅で、30歳の浮浪者が逮捕された。この男は、その15分前にCharité通りで若い女性から奪い取った携帯電話をぺラッシュ駅の中で売ろうとしていた。
5月16日真夜中、リヨン市第4区のLouis Thévenot通り前に駐車してあった車が炎上した。運転席の扉が大きく開いたままの状態で炎上しており、おそらく盗難しようとして上手くいかなかったために火をつけたのではないかと推測されている。
5月16日、リヨン市内の地下鉄D線の車内で30歳と39歳の2人の男が逮捕された。この2人は、その日の午後、構内で切符を購入していた乗客からクレジットカードの暗証番号を盗み見し、その後を付けて、乗客がバスに乗り込む際にカードを盗み取った。この2人はその際、公共交通警察官に後をつけられていたために、逮捕されることとなった。
5月16日、Villeurbanne市のComberousse通りにある倉庫に、何者かが金網を切って侵入し約20 000€相当の銅を盗んでいった。この直後に、警察がVénissieux市において2台の車が高速でロマ人集落に向かって走っているのを目撃し、そのうちの一台を止めて調べたところ車内には銅線がいっぱい積まれていた。もう一台は逃亡した。
5月17日、リヨン市第3区Lafayette通りにある宝石店に武器を持ち変装した二人の強盗が侵入し、ショーウィンドウにあった宝石のほとんどを奪い取り逃走した。被害額は不明。
5月17日午前11時ごろ、Oullins市のスーパーに登山用覆面をしてピストルを持った男が侵入し、出口に一番近いレジに近づき職員を脅して現金を奪って逃げた。被害額は不明。
5月19日午後11時頃、リヨン市第9区の Commerce通りにある工事現場から出てきた3人の男達が、工事建機材などを盗んだ罪で逮捕された。
5月19日午後9時ごろ、リヨン市第7区の Lieutenant Colonel Girard通りで車上狙いの盗難を働いた14歳と15歳の少年が逮捕された。逮捕される1時間前に盗難を働き、一度帰宅して着替えていたが、自宅調査で盗んだ際の洋服が見つかった。
5月20日、リヨン市第1区の Saint-Vincent通りでスクーターを盗もうとしていた若者2人が現行犯でつかまり、拘留された。
5月21日午後、リヨン市第6区の Jules Ferry 広場にある老夫婦宅に配管工と名乗る男が配管を確認するためという理由でアパートの内部に入り込んできた。このすぐ後、2人の偽警官が、配管工と名乗る男の調査ということで訪れ、老夫婦に聞き込みをして気を引いている間に、その仲間がアパート内の宝石や現金などを盗んでいった。
5月21日午後9時近く、リヨン市第7区の地下鉄Guillotière 駅において、11歳と13歳のルーマニア人の子供が、乗客の鞄の中から携帯電話を盗もうとしていたところを逮捕された。この子供たちは、他にも5個の盗難電話を所持していた。
5月22日午前3時ごろ、リヨン市第8区のLaurent Carle通りにある体育館に不法侵入し器材を盗もうとしていた25歳の男が現行犯で逮捕された。
5月24日、今年の2月にリヨン市第3区と7区の学生寮などで盗難の罪で逮捕されていた25歳のグルジア人が、そのほかにも60件の盗難の罪で判決を受けた。
5月25日、ロワール県サンテチエンヌ市内にある武器製造会社の門を、覆面をした2人の男が四駆車で破壊して侵入した。会社社長の話によると、盗難被害は少なく、盗まれた武器は使用不可能のものだけだったとのこと。犯人は、逃亡する際に四駆車に火をつけたため、大きな火事となり機材の大損害となった。
5月25日、リヨン市第3区にあるデパートLes Galeries Lafayette内で、買い物の会計を盗難小切手で支払おうとしていた22歳の男が逮捕された。この男が所持していた運転免許証、小切手帳、GPSは、前日リヨン市内で盗難届けのでていたものだった。逮捕される前に、この男はすでに他の店で約1 000 euros相当の物を盗難小切手で購入していた。
5月26日、Villeurbanne市 Bienvenus通りのアパートにバルコニーを登ってアパートに不法侵入した疑いのある4人の若者が逮捕された。
5月27日夜中、イゼール県のCremieu市内にある眼鏡屋に泥棒が入り、306個のサングラスを盗んで逃亡した。
5月27日夜中、Villeurbanne市の社会センターla Ferrandière の壁をよじ登って侵入していた19歳から22歳の4人の泥棒を、目撃者の連絡をうけた警察が現場にかけつけ逮捕した。
5月27日、リヨン市第2区のVictor Hugo通りで、ブティック数店で洋服やアクセサリーなどを万引きした2人の女性(51歳と59歳)が逮捕された。この2人はVilleurbanne市と Décines市在住者で、複数の店から約556€相当の商品を盗んでいた。
5月28日早朝、リヨン市第1区 Joseph Serlin 通りで盗難品の携帯電話を所持していた19歳の若者が逮捕された。前日にテロー広場で27歳の男性から強奪したものだった。
5月28日、リヨン市第3区André Philip通りで、交通検問中に54歳と61歳の男性が逮捕された。車の中には、コレクション貨幣が420個入ったショーケースと電気ショック銃があり、警察の尋問にはっきり答えられなかったこの2人は、過去に逮捕暦のある者だった。
5月28日夕方5時ごろ、リヨン市第8区の警察署の前で男性が『泥棒だ!』と叫びながら男の後を追いかけているのを聞いて、数人の警察官も後を追い、結局捕まえた。この男はマルセイユ出身の26歳の男で50件以上の犯罪暦をもち、 Frères Lumière通りにあるバーで450€を強奪したところだった。
5月28日昼ごろ、Villeurbanne市の85歳の女性が、偽の水道局員と警察官にだまされ、2人が立ち去った後に、アパートの中にあった宝石と現金約1000€が無くなっていることに気が付いた。
5月28日、Ste Foy-les-Lyon市でも、92歳の女性が偽の配管工に騙され、アパート内に侵入され、配管工が立ち去った後現金100€が無くなっていることに気づいた。
5月30日、リヨン市第8区Berthelot通りで、近くのパン屋からレストランチケット(支払券)を盗んだ疑惑で、市内在住の17歳と19歳の若者が逮捕された。
② 粗暴犯罪事件
4月30日、Rillieux la Pape市のCaisse d’Epargne銀行のATM現金自動引落機に現金を入れようとしていた現金輸送車の運転手が、二人の覆面をした男に催涙ガスをかけられ、現金の入ったスーツケース2個が奪われた。犯人は待っていた車に乗って逃走。被害額は約108 000€。
5月1日早朝、Corbas市の中心地にあるショッピングセンターでATM現金自動引落機が激しい爆発とともに破壊された。音に驚いて飛び起きた証人は、3人から4人の犯人たちが黒い車に小さな袋などを積み込んでいるのを目撃している。被害額は不明。爆発が激しかったために、ATMの隣の薬局も多大な被害をうけた。
5月4日真夜中に、リヨン第1区rue Désiréeにあるバーからでてきた若者二人が喧嘩をはじめ、21歳のイギリス人男性が19歳の男にナイフで腹部を刺された。犯人は警察に拘束された。イギリス人男性は幸い軽症で済んだとのこと。
5月5日の朝、リヨン市第3区で、72歳のアルジェリア人男性が背中をナイフで刺されて重症をおった。この男性は、トラムを待っている人たちに迷惑をかけていた酔っ払った55歳の浮浪者に注意をしたところ、恨みに思った男がアルジェリア人男性を刺したとのこと。
5月14日、リヨン市第3区Vivier Merle大通りにあるCAFに、手当金の支払いが遅れているとして抗議するために現れた58歳の男が、受付の看板を破壊し職員に飛び掛り、コンピューターなどを投げようとしているところを、居合わせた人と職員たちに抑えられた。その後警察の取調べをうけたこの男は、数週間前にCAF職員を侮辱したためにCAF来館禁止になっていた。この暴行事件のために、この日一日CAFは閉館となった。
5月18日真夜中、リヨン市第3区Pelloux広場で、自転車に乗って帰宅中の若者2組のカップルが、強く酒気を帯びた若者グループ数人に絡まれ、『アジア人女性と付き合うとは、我々の国を侮辱している』と言いがかりをつけられ、男女4人は、グループの中の4人の男から殴る蹴るの暴行を受け、全治3日から15日の怪我をした。この若者グループは極右団体GUD(groupe union défense)に属していることが調べでわかっている。
5月20日午前10時半頃、リヨン市第9区の Pierre Scize通りで男性が若い女性を殴り、髪をつかんで引っ張っているところに警察が介入したところ、この26歳の浮浪者は警察に向かっても凶暴な態度で暴言暴力をふるい、その後逮捕され拘留された。
5月20日、リヨン市第6区の Saxe 通りで24歳の若者が、34歳の男性に現金を出すように脅し、断った男性の後を付けて殴りつけたために逮捕された。
5月22日夜、イゼール県グルノーブル市の la Villeneuve地域で、駐車場のセキュリティー監視をする38歳の警備員が3発の銃弾をうけ負傷した。警備会社を共同経営する被害者の兄弟の一人が容疑者とみられているが、この2人は過去に犯罪歴があり、警察にもよく知られている人物であった。
5月24日、リヨン市第1区のComédie広場で2人の若い女性をレズだと侮辱し、2人の顔や背中を殴った24歳の男が逮捕された。
5月24日午後、Villeurbanne市で、86歳の老女が自宅近くのATM 機で現金300ユーロを引き出し自宅に帰る途中、何者かに後を付けられ、建物の入り口ホールで暴行をうけ、現金を奪われた。
5月26日午後2時ごろ、リヨン市第3区で車に向かって鉛の銃弾を打ち、その他の車にも傷をつけた疑いで、19歳の男が逮捕された。
5月27日、リヨン市第1区のLouis Pradel 広場で大麻を吸っていた27歳の男が、警察に尋問を受けた際に反抗し警察官を殴って暴行した。
5月28日、リヨン市第3区のLacassagne 通りで、市バスC16に無銭乗車していた20歳の男が、コントロールされた際に反抗しTCL職員に対して暴行をしたため逮捕された。
5月28日、2月にリヨン市第5区で3人の若い女性をホッチキスで脅し携帯電話を奪取し、ケーブルカーで逃亡していた16歳から18歳の3人の男が逮捕された。この逮捕は、監視カメラの録画記録から調査が発展したものとのこと。
5月29日午後6時ごろ、リヨン市内地下鉄ベルクール駅で、乗車チケットのコントロールの際に18歳から20歳の若者3人が暴力的に反抗し、4人の警察官と2人のTCL職員に全治数日の怪我を負わせた。若者の一人はナイフを携帯していた。
5月29日夜9時ごろ、リヨン市第8区 Frères Lumière通りにあるサンドイッチ店SUBWAYに、フードのついた黒いトレーナーで頭を隠した男が銃をもって侵入し、従業員を脅して売上金を奪って逃亡した。
③ 凶悪犯罪事件
5月2日夜、イゼール県のSablons市でSaint Fons市在住の14歳の若者が刃物で喉をかききられた後ローヌ河に捨てられていた。24歳と28歳の男二人、そしてその内の一人の18歳の妹が逮捕されたが、現在のところ、動機などははっきりしていない。
5月18日、Saint Priest市で自分の2人の子供(5歳と10歳)を殺害したイギリス国籍の父親が、拘留中に罪を認めた。3年以来続いている離婚紛争のためだと自供するこの男は、家庭内暴力ですでに警察にも知られている存在であった。
5月23日朝8時半ごろ、Grigny市のCrédit Agricole銀行に覆面をした何者かが数人侵入し、銃で従業員を脅迫して、行内にある現金を奪い取り逃走。その被害額は少なかった模様。その後間もなくGrigny市内で炎上している盗難車が発見された。
④ 知能犯罪事件
5月2日、Brindas市在住の29歳のトラックの運転手が、昨年の9月から今年の5月まで、トラック会社のガソリンを騙し取っていた罪で逮捕された。この男の働くトラック会社の社長が消費量の多さを不審に思い調べたところ、毎日この運転手は Ste Foy les Lyon 市の一軒家の中庭に入り込み、共犯者とともに会社のガソリンを吸い上げていた。このガソリンは、二人の知り合いや家族にリッター1ユーロで売られていた。被害額は13 860 euros。
5月22日、インターネットのle boncoinという売買広告無料掲載サイト上に広告を投稿して、購入希望者からmandat cashという小切手を送付させて、その後商品を送らずにそのまま現金だけ奪い取っていたBron市在住の若い詐欺男が逮捕された。3月にテレビ番組« 66 minutes » 上でこの儲かる詐欺を自慢していたこの男を、だまされた被害者数人が犯人と認識し、また調査をしていた警察官も番組を観たために調査が進み、2ヵ月後の逮捕につながった。363件の広告を掲載し、20以上の電話番号、15のメールアドレス、30のニックネームを使用していた。現在判明している被害件数は約88件、その内28件には犯人の兄弟も加担していた。なお、警察では、同じ被害にあった(広告に応じて小切手をVilleurbanne市の56 rue des Antonins, あるいは115 avenue Roger-Salengroに送付したまま商品を受け取っていない)人を探している。心当たりのある方は、警察04 78 78 43 69(月曜から金曜日)への連絡を。
5月28日、リヨン第8区に在住する35歳の男が、テレビの有料チャンネルを不法に視聴する方法を販売していた疑いで逮捕された。2012年10月にCanal+社から告訴されていたこの事件では、Canal+社の他にも国内外の有料チャンネルが被害にあっていたが、何ヶ月にもわたる金融、及び技術的調査の結果、リヨン市内で« cardsharing » と呼ばれる、コントロール番号をシェアするテクニックを年間80€で販売していた男の組織網が発覚した。
⑤ その他
4月28日、リヨン市第7区Galibaldi通りで行われていた交通取り締まり中に、6人乗車していた車の中から、警察官は、運転手の座席の下に隠されていた箱の中に、13グラムのコカインを見つけた。犯人は持ち主でないと否定している。
5月16日に、Venissieux市で35歳の男性が、大麻15グラムを所持しているところを逮捕された。その後の自宅調査で、20キロの大麻や麻薬取引の証拠品が見つかり没収された。
5月24日午後5時ごろ、リヨン市第3区の Paul Bert通りで、32歳の女性に対して痴漢行為をはたらいた43歳の男を警察が逮捕した。男が住む同じマンション内には、一週間前に同じ男の露出行為を警察に届け出ていた女性が在住していた。
5月26日、リヨン市第3区で、30歳の妻に殴る蹴るの暴行をはたらいた34歳の男が自宅で逮捕された。被害者の妻は、逮捕の際、夫の所持していた大麻27グラムを警察官に引き渡した。
5月28日、リヨン市第8区在住の50歳の介護人女性が、働く会社の小切手37枚を流用して自分の口座に振り込んだ容疑で逮捕された。被害額は約8 000€ 。
5月26日、リヨン市第3区パールデュー駅で、偽のタクシー運転手が逮捕された。この26歳の男は1ヶ月前から不法にタクシー運転をし、偽の看板と偽の駐車許可証を所持していた。リヨン市内では、この一ヶ月で4人の偽タクシー運転手が逮捕されている。
⑥ テロなどに関する一般治安情報
特になし。
5. 今月の出来事
5月17日、リヨン第4区Croix Rousseに在住の女性が、ニューカレドニアに旅行し、帰国してから、デング熱に感染してていることが判明した。デング熱は一過性の感染症で、症状には発熱、頭痛筋肉・関節痛、皮膚発疹などがある。デング熱はシマ蚊によって媒介される。ローヌ県も、フランス国内で数年前から海外から入ってきたシマ蚊が見つかっている16県のひとつであるため、この感染症が広がらない為にも、患者のでたCroix Rousse地域では、蚊が増えるような環境(水が溜まりやすい状況にあると、そこに蚊が卵を産み増殖する)を取り除くように駆除対策がとられている。
5月21日午後11時ごろ、リヨン-パリ間のTGVが一時停止し、約2千名の乗客が足止めを食らった。SNCF職員は銅線の束が切り取られている場所を二箇所発見した。この被害のために、TGV 及びTER線は大幅な遅延が発生した。
5月17日付け、イゼール県の新聞Le Dauphine Libéré紙掲載記事。
グルノーブル市第一助役の Jérôme SAFAR 氏は、特別優先安全地域以外にも街のすべての地域において、季節を問わず夜間(午前3時まで)の、拳銃携帯した地域警察によるパトロールを行うことを決定したと発表した。これにより、公道上だけではなく、日中には行わない建物のホールなどプライベートスペースにおいても、平穏秩序のために地域警察が介入することができるようになる。これは、最近グルノーブル市で続いて発生している事件のために今回決定された措置で、日中における地域警察の介入範囲は今までと変わらないが、地域の法令による規則を夜間も尊厳させるために行われる。また、ビデオカメラによる監視システムをLe Mistral、 Teisseire et la Villeneuve、そして le Village olympiqueなどの不正取引や密売が多く行われている地域、また最近犯罪増加している地域において発展させる。


在リヨン出張駐在官事務所
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